『GENROQ(ゲンロク)』2026年1月号


どーも、MBworksです!
スーパーカーやハイパフォーマンスカーの最新情報を届けるライフスタイル誌『GENROQ(ゲンロク)』2026年1月号に、当店が手がけた最新デモカーが掲載されました!
今号は「High Power Monsters」という、まさにモンスターマシンたちが主役の特集号。 その中で、MBworksの感性と情熱を注ぎ込んだ「Mercedes-AMG CLE 53 4マティック+」が、新世代のカスタムスタイルとして紹介されています。
テーマは、見る者を圧倒する「優美なバットモービル」。 最新モデルをベースに、ビジネスの枠を超えた「メルセデスへの愛」を形にした、唯一無二のコーディネート。そのこだわりについて、誌面の内容をご紹介します!
『GENROQ(ゲンロク)』2026年1月号誌面より
新感覚メッシュが支える 優美なバットモービル

メルセデス・ベンツを専門に扱うMBワークスらしさを感じさせる1台だ。メルセデスAMG CLE 53 4マティック+という最新モデルからしてハズレワザを感じさせる。自社でデモカーを用意し、まだどこにもない着こなしを提案するにあたって、決して売れ筋だけを追い求めることはしない。それがビジネスの範疇を超えた、メルセデスへの愛とカスタムの情熱というべきか。代表を務める西村勇樹氏が、己の感性に素直になって理想的なカスタムカーを追い求めたがゆえの選択である。
まず特筆すべきは微細にわたるブラックアウトだ。塊感を感じさせるマットブラックの肉体に対して余計な光りモノは不要だと、モール類やエンブレムなどをあの手この手でブラックアウトしていった。グロスやマットなど部位によって細かく表面処理を変えることで、自然な雰囲気を醸し出す。ふくよかなボディラインに対して、ボトムのボリューム感を出すためにリップスポイラーやサイドスカートを盛り込み、さりげなくAMGの日本未導入パーツを加えた雰囲気は、まるでAMG CLE53に対して特別に用意されたブラックスシリーズのようだ。色味はもとより、純正、アフター問わずに幅広い選択肢を持ってデザインを統一していくあたり、メルセデス専門店ならではの知識と経験を感じる。
そこまで黒基調で統一するからには、ホイールもまた然り。今回、抜擢したのはハイパーフォージドの最新作であるEMRヴィンテージシリーズである。追い求めたのはネオクラシカルデザインとモダンとの融合だとして、ハイパーフォージドにおけるメッシュデザインの新解釈というべきEMRに着目したのだ。昔ながらのメッシュデザインを彷彿とさせながら、15等配されたスポークが絶妙に湾曲していく絶妙な姿が、西村氏の琴線に触れたようだ。
このEMRをまた、ボディ側のコーディネートと同じように”黒”で誂えていった。ディスクをブラッシュド・アナダイズドブラックとして、鍛造削り出しの質感を強調させつつ色を落とし込みながら、リムはグロスブラックとしてディープリムに光沢を乗せて浮き立たせる。例えひと言で黒といっても、そこには多彩な表現があることを再確認する。
なお、全体の統一感を図るためにAMGキャリパーも黒く落とし、ロゴをシルバーにする小技も効かせる。
こうした自由自在なコーディネートはハイパーフォージドの強み。その柔軟性はサイズにも及ぶ。F:10・0J、R:12・0Jもの21インチとして、インセットを専用設計した。
H&Rスプリングによる絶妙なローダウンも手伝って、ご覧のようにフェンダーとタイヤとをまるで同一平面でピタリと一致させた。
もちろん、そこには迫力のディープリムも同居している。EMR自体の美しさや品質もさることながら、例え今までに装着実績のない車種であっても、ともに手を取り合ってマッチングを突き詰めてくれるハイパーフォージドの真骨頂である。
「デビュー当初のオフィシャル画像に惹かれ、勇み足で手に入れたものの、いざ実車と対面してみたら、どこか中途半端な印象があってカッコいいと思えなかった」と、西村氏はいう。それでも、キラリと光るデザイン的な魅力と個性を見出し、ここまでの状態に見違えさせたことには驚かされる。寝ても覚めてもメルセテス・ベンツを見続けてきた男の審美眼に加え、絶妙な足し算と引き算をもって唯一無二のコーディネートに仕立て上げた結果である。
そんなコーディネートを支えるキーデバイスこそがEMPであり、結果としてそれは多様な車種や世界観に馴染み、引き立てることを意味する。メッシュデザインはいつの時代も定番に挙げられる。
しかしクラシカルを標榜しながら結果として新しい時代を切り拓くかのようなEMRには、このAMG CLE53に象徴されるように、まだ未曾有の可能性が宿ることを知った。



前後とも21インチにして、リアは特に12.5Jものサイズとすることで、圧巻のフラットディスク&ディープリムスタイルを実現した。タイヤはF:275/30、R:325/25のミシュラン・パイロットスポーツ4S。ディスクはサークル形状のセンターパートを含めてクラシカルなデザインをオマージュしながら、新メッシュがどのように機能するかは細部からも感じさせる。

CLEに用意されるAMGモデルやCLE53で、4座クーペのエレガントさを極めていながら、最高出力は330kW(449ps)という強い力を持つ。スクランブルブーストによる最大トルク600Nmを、EMRを軸にセッティングした足まわりが難なく受け止める。

エンブレム類や樹脂の部位はすべてグロスブラックで落とし込み、レンズなどにはスモークプロテクションフィルムを貼付する。さらに日本には未導入のAMG純正パーツを盛り込むことにより、わかる人にはわかる個性的な表情を手に入れた。細部に至るまで手を抜かず個性化を図る部分こそMBワークスらしさである。


